こんばんは!東郷です。
今回の事例は、みなさんにとって、なじみのある事例だと思います^^
スターバックス・コーヒーの事例です。
こちらは、先日参加したスターバックスのセミナーにて頂いた資料です。
スターバックスの発祥は、アメリカのシアトルです。
スターバックスには1971年に設立されたのですが、創業間もない頃は
現在のようなカフェラテやカフェモカ、フラペチーノなどのメニューありません。
コーヒー豆の販売が中心で、あとは店内でドリップコーヒーが飲めるスペースが少しあるくらいでした。
お客さんも、コーヒー愛好家中心で、常連客ばかりです。
そんな田舎町の小さなコーヒー店を
現在のように世界中で愛されるスターバックスに成長させたのは
現会長兼社長兼最高経営責任者のハワード・シュルツ氏です。
彼は、イタリアに行った時に
カフェラテなどのエスプレッソドリンクを味わい
バリスタとお客さんの密なコミュニケーションに出会い
強烈な現場体験をします。
このイタリアのカフェスタイルと
ハワード・シュルツ氏のいたニューヨークのカフェスタイルと
シアトルのコーヒー豆を取り扱っていたスターバックスが組み合わさって
現在のスターバックスになっています。
興味深いのは、イタリアのスタイルを取り入れるなかでも
取捨選択をしていることです。
エスプレッソドリンクや、バリスタとの密なコミュニケーション以外にも
イタリア式ジャズや、イタリア語のメニュー、イタリアの立ち飲みスタイルを取り入れたのですが
これらは、ニューヨークの住民に受け入れられず
却下する方向になりました。
このように、海外からスタイルを取り入れる際は
自社のコンテキストと照らし合わせる重要性を教えてくれます。
現在も、スターバックスは次々と新しいメニューを開発し
目が離せない企業ですね^^
その際にも、もしかしたらモデリングや模倣が行われているかもしれません・・・!
これからも、スターバックスの動きには注目したいですね!
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