こんにちは、佐藤です!
今回は、株式会社ニトリにおけるモデリングについてお話したいと思います。
ニトリといえば、北海道の一家具屋さんからスタートし
以来、全国に着々と店舗を増やしながら増収増益を続けている、
現在最も勢いのある企業のひとつです。
似鳥昭雄さんという方が社長を務めているのですが、
その事業の原点は、70年代に出かけた欧米への現地視察でした。
欧米の家具チェーンを訪れてみて、
そのあまりの日本との暮らしぶりの違いに、愕然としたそうです。
「欧米並みの豊かさを、日本の暮らしにも提供しなくては」
そこで感じた大きな使命感が原点となり、
日本では初の物流製造小売業として、事業を行いました。
常に謙虚に、他人から学ぶ姿勢を大切にしているという似鳥社長。
イケアの日本進出に対してコメントを求められた際にも
「勝つとか負けるとか、そんなことはどうでもいいと思っています。
イケアさんのいいところはたくさんあるし、それを謙虚に学ぶ。
だから、逆境こそチャンスと考えています。」
と、あくまで丁寧に答えつつも
その言葉の奥に、確固たる自信をのぞかせています。
他にも、日経ビジネスなどの雑誌のインタビューで、
「アメリカはいつも私の先生です」
「現状を否定することからはじまる」
と、自身の原点となった欧米視察や、
常に自社の現状を否定して新たなものを取り入れていこうという姿勢など
モデリングをにおわせる言葉が、何度も出てきます。
現在は、自身の原点となった米国へのニトリの進出を計画しているそうです。
モデリングからはじまったビジネスが、逆に輸出されたらどうなるのか
今後も、ニトリから目が離せそうにありません!
0 件のコメント:
コメントを投稿