私たちの卒論のテーマは、
“ガウディアから学ぶ代理学習と経験学習”です。
日能研関東出身のベンチャー企業であるガウディア。
彼らが、親会社である日能研関東と、
競合であり、業界においてガリバー的存在である公文教育研究会とを
どのように参照し、自身の仕組みを築いていったのか。
フィールドワークを通じてその参照プロセスについて調査し、
代理学習と経験学習の理論を絡めながら、詳細に描いていきます。
私たちの卒論は、こちらのリンクからダウンロードしてご覧ください(PDF)
はちさや卒論日記
-Innovation & Imitation-
2012年3月18日日曜日
2012年1月31日火曜日
ついに・・・卒業論文完成!
こんばんは。東郷です。
前回の記事で、「代理学習」「経験学習」という研究のレンズが決まったという話をしました。それからの数日間は、佐藤と二人で執筆、音読、加筆、修正を繰り返しました。また、インタビューの際お世話になったガウディアの方にも、文章校正、内容のチェックを済ませました。
そして本日、ガウディア班、卒業論文を井上先生に提出しました!!!
先生からのお返事には
「おめでとう。とてもいい感じですね。クリアしたと思います」
とありました・・・!
お褒めの言葉を頂いて、思わず目が潤みました。
実は私たちの班、1月は論文の方向性について、だいぶ迷走してしまいました。
ガウディアの設立から現在までのストーリーは描けていたのですが、それが学術的にどのような価値を持つのか、曖昧だったのです。
そんなとき、先生や院生、同期は何度も何度もアドバイスをくださったのですが、私たちはことごとく勘違いを繰り返し、我流に突っ走りすぎてしまいました。
たとえば、
まずはガウディアの模倣行動を時系列で整理すべきだったのに、P-VARという分析枠組みにとらわれすぎてしまいました。また、それによって、公文との対比を強調した分析になってしまったのです。
他にも、事実を時系列で整理すべきだったのに、Shenkarの模倣のプロセスにあてはめようとしてしまったり。
今回のケースは模倣行動を詳細に追うことに重点をおいていたのに、事業の成功、成果に焦点を当ててしまったり・・・。
どんなにいいアドバイスを頂いても、自分の勘違いや思い込みでそれを台無しにしていたのです。そしてそれが続くと、アドバイスをするほうも疲れてしまいますよね・・・。
私たちは突っ走りがちなコンビだったので、それを念頭において、院生や同期に客観的な意見を求めるべきでした。これが私たちガウディア班の、大きな反省点と言えます。
一方で、充実感もあります。
3年生の頃、佐藤とまた一緒に研究したいなと思っていたので、今回の卒業論文研究でそれが叶いました(私たちは2年生のとき、約半年間同じ班で研究活動をしたことがあるのです)。インタビューや文章を書くのが上手な彼女は、今回の定性的な研究で大いに力を発揮してくれました。そして、それにグイグイ刺激されて、私も頑張ろう!と思えたのです。
アイデア力、柔軟性、なんでも試そうとする前向きさを持った佐藤と、ロジック重視、計画性、客観的な視点を持つ東郷は、互いに補い合いながら研究を進めることができたと感じています。インタビューの際は、佐藤がメインインタビュアー、東郷が軌道修正をするという役割。執筆は、佐藤が原稿を書き、東郷が編集するという役割分担です。互いの強み弱みを理解し尊重しあっていることが、私たちガウディア班の強みだったのではないかと思います。
研究対象の選定や、論文の方向性については迷走を繰り返した私たちですが、その末に「卒業論文」として形に残せたことは、本当に嬉しいです^^
また、執筆した論文を、当事者であるガウディアの方々にも、認めていただけたことも大変嬉しかったです。
インタビューを通して、ガウディアの方々が日本の教育の未来に対して、使命感を持って、仕事をされていることが伝わってきました。この論文を読んだ方に、少しでもそれを伝えることができたら、大変嬉しいです。
最後は、井上達彦研究室の一員として、卒業論文を執筆できたことです。2年生の秋からの約二年半、このゼミで勉強できて本当に良かった。叱られたり自分の無力さを知ったりと、苦しいことはたくさんあったけれど、たくさんの学びがありました。卒業が近づき、このような日々がもう二度とやってこないと思うと、本当に寂しいです・・・。がむしゃらにやっている最中は気づかないものですが、あとから振り返ると本当に充実した日々を過ごしていたと思います。
このような経験をさせてくれて、私たちを成長させてくれたゼミに、論文執筆という形で少しでも貢献できたなら本望です。卒業後も井上ゼミOB・OGの名に恥じぬよう、精進努力していきたいと思います。
最後になりましたが、
井上先生をはじめとする、井上ゼミの皆様
インタビュー協力してくださった株式会社ガウディアの皆様
本研究活動に力を貸してくださった皆様
1年間、本当にありがとうございました。
井上達彦ゼミ8期 ガウディア班
佐藤 東郷
2012年1月28日土曜日
模倣の難しさと、素晴らしさ
こんにちは!東郷です。
インタビュー調査3回を経て、
ガウディアの設立から現在までの全体像が見えてきました。
残された課題は、このストーリーに
「ガウディアの行った模倣行動が
いかに知的で頭に負荷がかかり、創造的であったか」
という説得性を持たせることです。
本日、井上先生との相談をし
ガウディアが競合の公文を参照したことを「代理学習」
親会社の日能研関東やガウディアで実践したことを「経験学習」
と置き換えることにしました。
その際に参考にしたのが、Shenkar(2010)の
Copycatsという本でした。
(この本は実は、今年度の前期に皆で翻訳を行った本なのです)
その中でShenkarは、
模倣をする際の中心的な問題は
他社と自社のコンテキストを深く洞察することだとしています。
私たちはそれを、他社の観察と自社での実践と置き換え、
それぞれを「代理学習」、「経験学習」で説明していこうと思っています!
代理学習は、他社から学ぶことを意味し
メリットとして、学習のコストを削減できる点、
デメリットとして、表面的な理解にとどまってしまう点があげられます。
経験学習が自社の経験から学ぶことを意味し
メリットは、自社で実践する分、深い学習が可能なこと、
デメリットは、視野が狭くなってしまうことがあげられます。
先行研究から、
二つの学習は今までに組み合わせて議論されてこなかったことが分かっています。
ガウディアはどちらの学習も行ったと考えられるので
この「代理学習」と「経験学習」のレンズで、
模倣の困難性と有効性を説明していきます!
情報がある程度揃い、研究のレンズも定まってきた今
私たちの研究のモチベーションは、
・お世話になった井上先生の、模倣の研究に貢献すること
・快くインタビュー調査を引き受けてくださったガウディアの方々に、
納得して読んでいただける論文を書くこと
・学生生活の集大成として、佐藤と二人で論文を書き上げること
です。
特に、インタビュー調査を通じて、
ガウディアの方々の、日本の教育の未来に対する使命感を感じました。
私たちの論文が、世の中の人に、
少しでもガウディアの思いを知る機会になればと思っています!
引き続き、論文執筆頑張ります!
2011年12月5日月曜日
インタビュー3回目
またまた佐藤です!
栃原氏に引き続き、
今回はガウディアでスーパーバイザー(SV)を勤める、
笠矢理恵氏に、お話を伺ってきました!
暖かい関西弁で、笑顔の素敵な姉御肌といった雰囲気の笠矢氏。
初対面ということもあり、少し緊張して臨んだインタビューでしたが
その雰囲気に、あっという間に緊張をほぐしていただきました。
今回のインタビューの目的は、
ガウディアの実際の指導現場に関する情報を得ることです。
これまでお話を伺った方が、本部側の方々だったということもあり
そうした本部の意図が、現場でどのように実践されているのか
現場をよくご存じの方に、お伺いしてみたいと考えました。
SVの方は、さまざまな教室を回り、実際の指導の現場に立ち会ったり、
指導者の方の相談に乗ったりしています。
そこでもっとも現場の現状を把握しているのではないかということで
今回インタビューさせて頂くことにしました!
インタビュー場所は、ガウディアの本部近くにある
おしゃれな隠れ家的カフェ♪
冗談なども交えつつ、非常に和やかな雰囲気のなか
インタビューが行われました。
今回のインタビューを通じてわかったことは
ガウディアにおいて、実際に教室を管理するSVの存在はとても重要だということです。
SVの方は、一週間に一度程度のペースで教室を訪れて
きちんとガウディアの教材が本部の意図通りに実践されているか確認したり
指導者の悩みや子どもたちの現状を把握したりしています。
こうしたSVによるこまめな教室のケアが行われることによって
本当に子どもたちが自学自習をするための理想的な空間を
作り上げていることがわかりました。
そのなかで、実際にSVが関与しなかったことによって
教室展開に失敗してしまったケースについても伺うことができました。
特に、初期の全国展開をしたばかりのガウディアにおいては
SVによる教室開室の見極めが甘かったり、
その後のケアがおろそかになってしまったことによって
生徒が集まらず、「考える力」を教材をつうじて
身につけさせることができなかったこともあるそうです。
こうした教訓から、現在のガウディアにおいては
教室開室時も、営業とSVの二重チェック体制を設けるなど
しっかりと教室ひとつひとつを管理できるように、仕組みを整えているとのことでした。
また、非常に興味深いお話を伺うこともできました。
最近は指導者間での勉強会などが盛んになってきているというお話です。
これは、公文の自主研究会などを彷彿とさせました。
公文においても、指導者間のコミュニケーションを非常に重要視しています。
そこで、本部の方々が機会を設けることで
全国の指導者が交流して教室の悩みを相談したり、
優れた指導者のケースを発表し、共有したりしているそうです。
ガウディアにおいては、
SVが本格的に指導者とコミュニケーションをとるようになったのは
最近のことで、まだ仕組みも整っていない段階とのことでしたが
これからは公文のように、指導者間のネットワークなども密になっていくのかなあと
とても興味深いお話だと感じました!
インタビュー2回目
こんばんは、佐藤です!
本日はなんと、ガウディアの専務取締役を務める
栃原千代松氏に、お話を伺ってきました!
栃原氏とお会いするのは今回で二回目ですが、
単独でじっくりお話を伺うのははじめてでしたので
とてもワクワクした気持ちで、センター南にある本部へ赴きました!
栃原氏は、日能研関東で長年教務に携わってこられた経験をお持ちで
今回のインタビューの目的は、
そうした栃原氏の日能研関東時代の経験が
ガウディアの事業設立や仕組みに
どのような影響を及ぼしているのか、伺うことでした。
インタビューは当初、一時間程度を予定していたのですが
お話がどんどん弾み、2時間ほどの、ロングインタビューになりました。
結果的に、日能研関東時代の経験は
ガウディアにおいても、とてもよく活かされていることがわかりました!
なかでも、栃原氏が日能研関東で子どもたちを見てきて感じた
「すぐに答えを求める子どもたちが目立つようになった」という問題意識が
ガウディアの設立や、「考える力」というコンセプト、教材に
おおきく関係していることがわかりました。
日能研関東は、言わずもがな、中学受験専門予備校として
確固たる実績を築き上げてきた企業です。
そのなかで近年目立つようになってきたのが、
教師たちが指導しても、自分の頭で考えようとせずに
すぐに教師に「答えは何?」と尋ねる子どもたちの存在でした。
栃原氏をはじめとする教師陣たちは、
こうした現状に、非常に危機感を抱きました。
というのも、これからの社会においては
こうした自分の頭で考えて答えを導き出す、という能力が
非常に重要になってくるからだそうです。
小学校低学年の段階から育成する必要があると考え
ガウディアの設立につながったとのことでした。
ガウディアの「考える力」というコンセプトも
こうした問題意識が基盤となって生まれたものです。
「考える力」は、現在の成熟社会において必要な能力なのだそうです。
少子化が進み、子どもの数が50年前のおよそ3分の1まで減少しました。
それはつまり、今までよりもずっと少ない人数で
これからの社会を回していかなくてはならないことを意味しています。
そうした状況においては、与えられたことを正確に処理するだけでは
本当に必要な人材として、力を発揮することができません。
これからの時代に求められるのは、
未知なる問題に対しても、自分の頭で考え、答えを導き出す能力だ、とのことでした。
栃原氏の優しいまなざしや、言葉のすみずみから
子どもたちへの並々ならぬ愛情を感じました。
今後ももっともっと、深く掘り下げていきたいと思います!
2011年10月7日金曜日
インタビュー1回目
こんばんは!東郷です!
本日は、なんと!調査対象である株式会社ガウディアの
専務取締役 栃原千代松氏
経営企画部 部長 工藤勝彦氏
広報宣伝部チーフ 山崎一幸氏
にインタビュー調査させていただきました!!
約2時間にわたるインタビュー、及びに教室見学までさせていただきました!
公刊資料だけでは分からなかったことまで伺うことができて
本当に貴重で、充実した時間でした・・・!
以下は、教室の風景です!
子どもが楽しみながら勉強できる環境が整っている印象でした。
調査から分かったことを、要点をまとめて紹介したいと思います!
<1>社会構造の変化
まずは、時代の変化を敏感に捉えていらっしゃいました。
今から約50年前は、一学年あたりの子どもの数は約300万人いました。
しかし、現在その数は1/3の、約100万人まで減少したのです。
つまり、少子高齢化が進み、今後は少ない子どもで社会を支えていかなければなりません。
そんなときに、必要なのは単純な処理能力ではなく
自ら問題を発見し,解決していける「考える力」なのではないか。
ガウディアの出発点は、この強い問題意識なのだそうです。
<2>独自の教材
実際にガウディアの教材を見せていただいたのですが
小学生の時に自分がやってきた教材とは全く異なっていて、びっくりしました。
たとえば、小学校1年生の国語だったら
「あいうえお」を鉛筆でなぞるところからスタートしたものだと思います。
それが、ガウディアの教材は、直線や曲線をなぞるところから始まるのです!
しかも、その延長線上で、最初に書く文字が「つ」や「へ」。
これにはびっくりしました。
また、算数の鶴亀算の問題だったら
最初に公式を覚えるものだと思っていました。
でも、ガウディアの問題は
鶴が20羽で亀が0匹の場合から
鶴が0羽で亀が20匹の場合まで計算させて
そのなかで法則性に気づかせる、という構成になっていました。
驚くとともに、「考える力」を育むことに注力しているなと
実感させられました!
個人的にも
先に公式を覚えて、その公式を使って計算式をどんどん解いていく公文と
全く正反対の問題構成だなぁと感じましたし
インタビューを通して
ガウディアの方々は、公文さんの育む処理能力も大事だとする一方で、
今後は未知の問題に対しても、問題も本質を理解し
自ら正解への道筋を立てて解答という形で答えを出すことも重要だと
考えていることが分かりました。
<3>法人契約
ガウディアは、主婦を先生にして、主婦の自宅で教室を開設するという個人教室の契約だけでなく
小学校や幼稚園、塾などにガウディアの教材を利用してもらう、法人契約もあります。
これは、既に全国に広く個人教室を展開している公文を意識しての
教室展開だな、と感じました。
すでに17,000教室全国に展開している公文に真っ向勝負するのではなく
法人企業と契約し、棲み分けを図っているのです。
ガウディアが個人教室を展開しないのと同様に、
公文もすでにたくさんある個人教室と生徒を取り合わないためにも
法人契約を推進しないのです。
以上から、ガウディア、社会の変化、競合の教材、出店方法などを
強く意識していることが伺えました。
また、専務取締役の栃原氏は、ガウディアに来る前、
日能研に30年以上務めていたということが分かりました!
もしかしたら、日能研時代の経験が、現在のガウディアに活きているかもしれません・・・!
再度、インタビューに行ければ,と思います!
今後も、ガウディアの調査を続けていきます!
2011年10月1日土曜日
依頼書の書き方
こんにちは、佐藤です!
なんと、なんと、なんと!!!
来週、株式会社ガウディアの方に
インタビューさせて頂くことになりました!
ウェブサイトを通じて広報担当の方にご連絡したところ
社内に早稲田のOBさんがいらっしゃることもあり、
協力して頂けるとのお返事を頂けたのです!
ガウディアの皆さんのご厚意に、本当に感謝です。
そこで現在は、インタビューを有意義なものにすべく、
その準備に取り掛かっています。
インタビューの準備とは何かというと、
事前に質問内容をしっかり整理しておくことです。
そのために、相手先に対してと、班内に対しての両面で準備を行います。
まず、相手先に対して。
アポイントメントを取った後に、改めて、
「調査依頼書」と「質問リスト」を送付します。
「調査依頼書」とは、「○○に関する聞き取り調査のお願い」
というタイトルで始まる書類です。
内容は主に、
①私たちの研究内容について
②なぜ貴社にインタビューしたいか
(研究内容と調査対象との結びつき)
を、改めてきちんと文章で説明する、というもの。
私たちに当てはめていうと、
①モデリングについて研究を行っており、
現在、教育業界に焦点を当てていること。
②なかでもガウディアは、親会社や競合をモデリングしていることを
公刊資料を通じて感じ、是非お話伺いたいと考えたこと。
というものになります。
これを送付することによって、
広報担当の方だけではなく実際にお話を伺う相手にも
私たちの依頼内容を把握していただくことができます。
「質問リスト」は、その依頼書と一緒に送付します。
これはタイトル通り、伺いたい質問項目や
当日拝見したい資料(企業データや社内報など)について記載したものです。
ここで重要なのが、質問リストとはいえ、あまり詳細には質問項目を書かないこと。
今回のインタビューにおいても、
質問リストに記載した質問項目は、あくまで三つに絞りました。
なぜ詳細に質問項目を書かない方がいいのか。
それは、事前に聞きたい内容を詳しく相手方にお伝えすると
誘導尋問のようになってしまったり、
こちらの意図ではない(だけど、実はとても重要な)事実を
伺うことができなくなってしまう可能性があるからです。
そこで、あくまでインタビューの幹となるような質問だけを載せて
あとはそれに沿いつつ、ざっくばらんにお話いただくのがインタビューの形になります。
とはいえ、インタビューそのものが軌道修正できなくなっても困るので
先輩方の中には、相手に心地良くお話して頂きつつ、
うまく質問内容を絞って、聞きたい項目を押さえる方もいたそうです。
(なんという華麗なテクニック!)
話し手、そして聞き手の力量によって伺う内容が大きく左右される点で、
インタビューというものは、本当に奥が深いんだなあと実感します。
ここまで説明したものが、事前に相手方に送る資料についてです。
つぎは班内。
班内では、当日に向けて
詳細な質問項目のリストアップと、インタビュアーの設定をします。
詳細な質問項目は、質問リストに載せた幹となる三つの質問を軸に
伺いたい内容に漏れがないよう、具体的な項目を書き出したものになります。
そして、インタビュアーの設定。
これは、インタビューを行う私たちの間で、
当日お話を伺っている際の、役割分担を行うことです。
例えば今回の分担は、
メインインタビュアーを私、佐藤が
そのフォローを相方の東郷が
そして質問項目のチェックと全体的なサポートを、院生の方にお願いする
ということになりました。
こうして、私がメインでお話を伺いながら
取りこぼした質問項目などを東郷が補い、
全体的に話が逸れてしまった場合などは、院生の方が修正してくださる
という体制を事前に作っておきます。
この、インタビュアーの役割分担が、意外と大切になってくるようです。
いつ、誰がどんな質問をするのかわからない状況では
話があちこち飛んでしまったり、重複してしまう可能性があるからです。
また、相手先からしてみても、
メインがいた方が、誰に向かって話したらよいのか明確ですし、
全体の流れを把握しやすくなるのではないでしょうか。
こうしてここ数日、事前準備に励んでいるわけですが…
インタビューはいよいよ来週。
上手くいくように、全力で臨みたいと思います!
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